あなたは最近、こんなテレビCMをみたことありませんか?
これは、今新聞やニュースで話題の「ビットコイン」を取り扱う取引所のCMです。
ビットコインとは、「暗号通貨」「仮想通貨」と呼ばれるもので、ここ数年で取引が急激に拡大しました。
特に最近では、2017年5月2日に約15万円だった1ビットコインの価格が、3週間の間に30万円まで価格が跳ね上がり、一時期「金」の値段を超えました。
このトレンドにいち早く乗った人の中には過去にはビリオネア(億万長者)になった人もかなりいるのです。
そして、このビットコインは投資や投機のようなお金儲けに使うものだけはなく、ビットコインを実際の支払いに使える店舗が5000店舗以上にもなり、通貨としても拡大しています。
大手銀行、そして国ですら、ビットコインを決済に使おうと動き出しています。
こうなると「ビットコイン?関係ないでしょ・・・」と言っている場合ではないのです。あなたがビリオネアになるチャンスもまだあるんですよ!
この記事ではビットコインの仕組みから特徴、ビットコインを購入するにはどうしたらいいのか? 今後のレートはどうなのか? そしてビットコインに関するQ&Aまで徹底的に書いてありますので、ビットコインについて、乗り遅れないようにしっかり情報をつかんでください。
記事内容をチェック!
ビットコインの価格(レート)は、高騰し続けている!
「100万円分のビットコインを購入したら、25日後には資産が200万円になっていた。」
こんなこと信じられないと思うのが普通だと思います。しかし、現実に起きているのです。
下記の画像を見てください。
このグラフは、ビットコインの価格の現在までのレートです。縦が金額、横が期間です。
ある地点から凄い上がり方をしていますよね!
2016年7月~2017年6月にかけての1年間のデータですが、4月30日には約15万円だった1ビットの価格が、5月25日には約30万円にまで上昇、現在に至っては、32万円を超えて来ているのが分かると思います。(※価格は常に変動しています)
一年前に購入していたら、1ビットコイン= 約6万円だったものが、約32万円で、なんと5倍にもなっているのです。
もし一年前、勇気を出して100万円分(約17枚)買ったとしたら、約544万円、400万円以上の利益を手にすることができたわけです。
(実は、そんな知り合いが身近にもたくさんいます。)
買って置いておくだけで、ほぼ年収を稼ぎ出したわけですね。
博打のような非現実的とも思える光景ですが、実は現状でもパチンコや競馬より、はるかに博打性は低い状態です。
確かに、一般の人だと投資や投機目的で、大金を手にするにはハードルは高かそうですが、ビットコインでビリオネアに輝いた人物たちが数多く存在するのも事実です。
そのビリオネアの方々を何人か抜粋して紹介します。
ビットコイン長者一覧
2009年10月に始まったビットコインの初めての交換レートはなんと、1ビットコインが約0.0007ドル。日本円では約0.07円でした。しかし、1ドル以下の時代は終了し、わずか数年後には何万、何十万円と価格が高騰していきました。
その当時から、ビットコインに目を向けて、儲けを出してビリオネアに輝いた人物もいます。
その額に驚くと思いますよ!
ロジャー・バー
引用:bloomberg
「ビットコイン界の神」とまで言われていて、おそらくビットコイン長者の中で一番知られている人だと思います。
2011年、ビットコインがまだ1BTC=1ドルほどだった時に、いち早くかなりの額の投資を行い、ビットコイン自体の価格を大幅に上昇させた人物で、資産額は約17億円にまでなったと言われています。
その資金を利用して、現在もビットコイン関連の投資を続けて、投資家として普及を続けています。
ウィンクルヴォス兄弟
引用:bloomberg
この二人は、フェイスブックの発明者として有名です。そしてベンチャーキャピタルであるwinklevosscapitalの創業者でもあります。
彼らは、ビットコインがまだ安かった頃に大量にビットコインを購入、彼らの資産額はビットコインだけで約11億円と言われています。
クリストファー・コッホ
引用:gizmodo
上の二人は別格ですが、この人は普通の人が一番憧れる資産の増やし方をした人かもしれません。
2009年、コッホさんは暗号化をテーマに大学の卒論を書いてる中で、当時知られてなかったBitcoinのことを知り、ほんの気まぐれで27ドル払って5000Bitcoinを購入しました。
別に買えるから買ったという程度、しかも彼女にこっぴどく怒られたコッホさんは、買ったビットコインのことはそれきり忘れていたそうです。
そして4年後、突然のニュースで騒がれるようになって、ふと思い出し、必死で確認。
すると、総資産が日本で約1億円になっていたという嘘のような本当の話。
堀江貴文(ホリエモン)さん
引用:ビットコイン百科事典
日本にも早くからこの暗号通貨に関してアンテナを貼りめくらせていた人がいます。
まずは、ホリエモン事、堀江貴文さん。
仮想通貨や暗号通貨に関して、以前から普及に影響のある発言をされていました。
はっきりした資産はわかりませんが、恐らくかなり儲けている事が予想できます。
平成ノブシコブシ吉村崇さん
引用:お笑いナタリー
ノブコブの吉村さん(写真左)も100万円分のビットコインを買っていたようです。
その後価格が下落し結果、10万円の損害を出したという噂もありますが、もし持ち続けていたとしたら400万以上の資産になっている事になります。
正直吉村さんがビットコインを買っている事自体が、意外と言えば意外でした。
ビットコインで失敗するケースも…
とはいえ、投資や投機の側面がある以上、損害もあります。株やFXなどと同じリスクです。
取引上で損害はもちろんありますが、実はある事件に巻き込まれた事で損害がでた有名人がいました。
ロンドンブーツ1号2号 田村淳さん
引用:ビットコイン百科事典
田村淳さんもビットコインを購入していましたが、2014年2月26日に発生した「マウントゴックス」事件に巻き込まれた可能性があるとされています。
その場合は、ビットコイン自体が手元からなくなっていると思われるので、利益確定をしていない場合は、まるまる損失が出たと考えられます。
※マウント・ゴックス事件については後ほど改めて説明します。
チャンスもあれば、リスクもあるのは事実です。しかも、現在色々ネガティブな情報が流されていてるので、おそらくあなたも疑っているかも知れませんが、ビットコイン自体は決して怪しいものではなく、ちゃんと理解すれば、うまくいけば稼ぎも作り出せるものでもあるのです。
そもそも仮想通貨って何?
「仮想通貨って最近よく聞くけど…そもそも仮想通貨って何?」
と思っていませんか?確かになんだかわからないですよね。
一般的に「電子マネー」と比べられる事が多いのですが、電子マネーと仮想通貨には主に以下のような大きな違いがあります。
- 電子マネーは日本国内でしか使えない、いわば「日本円」。仮想通貨は国をまたいで色々交換できるいわば「外貨」。
- 電子マネーは「個人間でやりとりできない」。仮想通貨は「個人間のやりとりができる」。
- 電子マネーは「対価」。仮想通貨は「投資または投機」
他にもありますが、この3つだけでも違いがわかると思います。
つまり、仮想通貨とは、電子マネーのように使うことができ、また、銀行のようにお金を個人間で送金でき、更に株やFXのように投資や投機対象にもなります。
本当にざっくり言えば、電子マネーと株が一緒になって、個人間で送れるようなものが仮想通貨といっていいと思います。(※本当は違います。あくまで「ざっくり」です。)
ですので、投資として「仮想通貨でもうかる!」などの言葉がよく聞かれるのです。
余談ですが、仮想通貨は英語では「Crypto Currency(クリプトカレンシー)」と書かれる事が殆どで、本来は「暗号通貨」と訳されるのが正しいのですが、なぜか日本では一般的に仮想通貨という呼び方で呼ばれています。
本来は「暗号通貨」と呼ばれる事が、実は大変大事な事なのですが、それを説明しているだけで記事が一つ出来上がってしまうので、今回は仮想通貨で統一して話を進めさせて貰えばと思います。
まるでポケモン!ビットコイン以外にもある仮想通貨
仮想通貨は、上で書いた機能をもつコイン全ての総称ですので、ビットコイン以外にもいくつも種類が存在します。
少し紹介しますと、
…など、色々な名前のコインがあります。なにかポケモンみたいですよね。
現在もコインは増え続けおり、700種類以上あると言われています。
ビットコインはその中で一番基軸に作られた仮想通貨で、現在最も価値のある仮想通貨なのですが、もしかしたら将来、ビットコインを超える価値のある仮想通貨が出て来るかもしれません。
もしその通貨を偶然安い時に買えたら・・・ちょっとワクワクしませんか?!
ビットコインの特徴
仮想通貨が700種類以上あるという事は書きましたが、実は一つ一つ、違った特徴があります。(※実際はコイン自体に特徴はないのですが、今回はそう説明します。)
ビットコインには、以下のような大きな特徴があります。(他にもあるのですが基本的な部分を紹介します。)
これらがあげられます。
発行元、管理元が存在しない
おそらく、「は?どういう事?」という感じですよね?
nanacoポイントであれば、発行元は「セブン&アイHD」、WAONであれば「イオン」です。これは理解できますよね。その会社が作ったものですから。
一方、ビットコインは、簡単に言えば、誰が作ったがわからないものなのです。
ミステリーですよね・・・
発端は、中本哲史(Satoshi Nakamoto)と名乗る人物により、インターネット上に論文が掲載された事にはじまります。それを元に組まれたビットコインのプログラムが作動し始めます。
嘘みたいですが、実際に論文もあるのです。
この始まりと人物については、「ビットコイン最大の謎」として、現在でも世界中でサトシ捜しが行われています。
こういう理由で、政府や中央銀行のような、通貨を発行、管理するものが存在せず、全てがプログラムによって運営されているのです。
逆に言えば、どの国にも属さない、またどの国も介入できない、独立した「通貨」なのです。
信じられないほどの高いセキュリティが確保されている
発行元、管理元がいないと、急に不安になりますよね?「なにかあったら誰が責任をとるんだ!?」というあれです。
しかしビットコインは、信じられないくらい高いセキュリティで守られており、これを崩すのは現状非常に困難とされています。
逆に、この高いセキュリティ技術が、国や銀行、企業で使われようとしています。
変な話ですが、国家レベルのセキュリティを超えている技術なのです。
まるで金や資源。枚数が限られている
普通お金は、経済状況などで、中央銀行が増やしたりできるのですが、ビットコインは2100万ビットコインと言う発行上限が決められています。
ですので、金や石油ように、買う人が増えれば減るばかりなので、価値がどんどん上がっていく事になります。
これがビリオネアを作った理由です。
また、上限を設けることで、通貨の大量発行による「インフレ」を防ぐことができ、通貨価値の安定性を確保しています。
ビットコインはどうやって購入するの?
ビットコインや仮想通貨の世界は、実はもっと複雑で、未来の技術がたくさん培われているのですが、
ここまでの説明で、「とりあえず、ビットコインをちょっと買ってみたいな〜」と思ったあなたは、既にビリオネアになるチャンスを捕まえたかもしれません。
では、どうやったらビットコインが買えるのか、説明していきます。
ビットコインを購入するには「取引所」に登録
まず、ビットコインや仮想通貨を買うには、仮想通貨の売買をしている「取引所」に登録する必要があります。
取引所は世界各国にあり、世界中の人が取引をしています。
日本にいながら海外の取引所を利用する事もできますが、はじめは日本国内の取引所をおすすめします。
代表的な日本国内のビットコインの取引所を紹介していきます。
取引所のうちのほんの一部ですが、上のどれかの取引所が安全です。
特にCMを流している「bitflyer」と、国内で一番利用者が多い「coincheck」はおすすめです。
取引所への申し込み方法に参考になるサイトを紹介します。もしビットコインの取引をすぐに開始したいのであれば、是非参考にして登録してみてください。
●bitflyer(ビットフライヤー)口座開設方法
●zaif(ザイフ)口座開設方法
登録が完了すると、口座が開かれ、ビットコインを買う事ができます。
ビットコインは1コイン単位で買う必要はない!
例えばアイスを買う時、一つ〇〇円で計算しますよね。一つのものに対しての対価を払うのは当たり前です。
ですので、1コインが10,000円だった場合、10,000円を払わないといけないと思ったあなたは不正解!
なんとビットコインは、最低0.546円から買う事ができるのです!(※1コインが10万円の時)
この場合は、0.00000546ビットコイン(※正しくはBTC)を買う事ができるという事になります。
ですので、「1,000円分だけ買ってみようかな?」なんて事も可能なのです。
なんとなく自分の払える金額で買えそうですよね!これも仮想通貨のいい所ではあると思います。
ちなみに余談ですが、ビットコインの単位BTCの下には、Satoshi(サトシ)という単位があります。
これは上で説明した、ビットコインを開発したと言われている中本哲史氏に敬意を表して、最低投資単位としてSatoshiが使われている為で
単位は、1Satoshi = 0.00000001BTC(1億分の1BTC)とされています。
「今日100Satoshi買ったよ」なんて会話が自然にでるようなったら、あなたはもう立派な仮想通貨マスターです。
コインを売る場合も、日本の取引所なら簡単
もし買ったビットコインの価値が上がり、売りたい!と思った場合は、各取引所のルールに従ってビットコインから日本円(jpy)に変換します。
この時点で初めて、常に変動しているビットコインの価格変動から離れ、日本円として確定されます。
取引所から直接引き落としはできませんので、銀行口座に送金すれば、もうあなたのお金です。
気を付けなければいけないのは日本円に換金する時に、外貨に換金する時と同じで、取引所が設定している手数料やスプレッドと呼ばれる料金が引かれる事が殆どです。
少し儲けたからといって売るとそれらの手数料で逆にマイナスになんて事にならないよう、しっかり把握しておきましょう。
取引所にあずけている間は、もう一度ビットコイン買ったり、違う仮想通貨を買う事ができます。余裕ができたら違うコインなども買ってみてもいいかもしれません。
海外の取引所の場合は、すんなり日本円に変換とは行かない事が殆ど。ですので、はじめのうちは日本の取引所で取引を行いましょう!
ビットコインは今後どうなるのか?
最近ですが、仮想通貨全体の時価総額合計が最近1000億ドル(約11兆円)を突破したという報道がありました。
また、海外の主要メディアCNBCやCNNもビットコインをはじめとする通貨に”投資”する方法について説明しています。
日本の取引量もかなり増えており、国もその※システムを導入する方向で動いている程です。※ブロックチェーンシステム
この流れはもう止められない状況にきています。
大手銀行もすでに動き出しています!
三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほファイナンシャルグループなど、各メガバンクはすでに仮想通貨の技術を用いて独自の仮想通貨を開発しはじめている事はご存知でしょうか?
この仮想通貨の技術の恩恵を受けられるのが、銀行や決済システムだからです。
その理由は
①換金性が高い
ビットコインは多数の外貨に対応しており、その上それらの通貨への交換もスムーズに行える。そのため、必要な時に「○○の通貨が欲しい」と思えば容易に換金できます。
②海外送金がしやすい
重複しますが、世界共通の通貨のため、わざわざ円をドルへ、ドルを円へと言った変換をしなくて済む。そのため、海外送金もスムーズに行えます。そして、送金手数料が格段に安くなるメリットがあります。
⑤強固なセキュリティプログラム
仮想通貨のプログラムは、「ブロックチェーン」システムと言われ、第三者が不正アクセスしても、手出し、改ざんすることはほぼ不可能と言われています。また、自動的に契約や利用履歴、貯蓄額、記載するシステムまで構築されているため、管理者がいなくとも運営できます。
これら3つの機能は、銀行にとっては喉から手がでるほど欲しいシステムです。一つ銀行側のデメリットがあるとすれば「送金手数料が安くなる」事でしょうか。
送金手数料分の儲けが減る事になりますからね。
ただし、私達一般の利用者にとっては、もうこのうえないメリットである事は間違いありません。
また、もう一つ私達にとって大きなメリットがあると言われているのが、以下の内容です。
金融危機や大恐慌等で、金融機関や国に大きなダメージが生じることがあります。その際、銀行の倒産や国家破綻の危機により通貨の価値が下がる危険性があります。しかし、ビットコインはどこにも縛れらない仮想通貨のため、それらのリスクを避けられると考えられています。
なんだか壮大な話にもなっていますが、ギリシャの例をみるとあながち無いことではありません。
資産を仮想通貨で持っておく事でこのような自体も少しでも回避できるなら本当にラッキーですよね!
ビットコインをもっと知りたい人へ
ビットコインの本当に基本的を書いてきました。しかし、ここから先は、もう少し難しい内容になります。
ビットコインをもっと知りたい!と思ったあなたは、読み進めてみてください。ビットコインや仮想通貨の魅力を知る事ができると思いますよ!
ビットコインを買わずに手に入れる”マイニング”とは?
ビットコインは取引所で買う事は既に説明しましたが、実はもう一つ、手に入れる方法があります。
それが“マイニング(発掘)”という方法です。
ビットコインの上限は2100万と定められているという事は既に書きましたが、現在では約1500万のみ発行されており、残り約600万ビットコインが市場に出回っていない事になります。
この600万のビットコインはどこにあるのか?
実は、プログラムのお手伝いの「報酬」として貰う事ができるのです。
ビットコインは、一定期間ごとに、すべての取引記録を電子取引台帳に追記します。すべての取引のデータの整合性を取りながら正確に記録することが求められるのですが、ありえない程の膨大な計算量が必要となります。
分散されて保存されている1つの大きな取引台帳のデータも、追記対象の取引のデータも、すべてを正確に検証してから追記していくからです。
そこで、ビットコインは、この正確な追記作業を行う為に、他の人のコンピューターリソースを借り、その計算能力を借りることによって、膨大な計算を行い、みんなで共有する1つの大きな取引台帳に追記を行っているのです。
この追記作業の手伝いをしてくれた人、膨大な計算処理を成功させた人に、その見返りとしてビットコインが支払われます。
ビットコイン全体が健全に運用されるようにがんばってくれたことへの報酬として、ビットコインが貰えるという事ですね。
ただし、この作業に参加するには、膨大な電力と時間、コンピューターが必要な為に、個人で行うにはかなりの準備が必要になります。
「報酬を貰うのは大変」→「宝を掘り当てるのは大変」という事でこの作業は「マイニング」と呼ばれています。本当に金を掘り当てるのに似ていますね。
ビットコインが使われる本当の理由
ビットコインや仮想通貨が普及し初めている理由は、実はコインのせいではありません。そして、実はビットコインを知る為には、このシステム事を避けて通る事ができない程、重要な事でもあります。
このシステムが優秀過ぎて、それを使う事で、色々な革新的な事ができる可能性があるからなのです。
その技術は
・プルーフ・オブ・ワーク (Proof of work)
と呼ばれています。
まず「ブロックチェーン」から見ていきましょう。
ブロックチェーン
普段、私達が銀行にお金を預ける際、自分がどのぐらい銀行にお金を預けているか分かるのが「通帳」もしくは「電子台帳」とですよね。
ブロックチェーンはそれにあたります。しかし、ただの台帳ではありません。自分の預けている金額や取引を記録するだけでなく、それらの記録を分散してシステム上で管理する事で、より安全に保ってくれるです。
簡単な流れではありますが、こうです。
- ある時間内に生じた取引履歴、また現在の預金が記録されているブロックを「Aブロック」とします。
- 一定時間経過すると、システム上で新しい「Bブロック」が生成されます。
- このBブロックには「ハッシュ値(暗号化したデータの数値や値)」がプラスされより強固なブロックに変化。
- これが一定時間内に何度も発生し、ブロックが形成されていきます。
これが、事ある毎に延々と繰り返されます。
もしこのブロックを、何らかの悪意のあるものが解除して不正をしようとすると、一度全てのブロックを解除・分解し、チェーンをつなげるように自分でもう一度再構築しなければならない為、気の遠くなるような時間と手間掛かります。
これを行う事は、あまりに不利益が多く、実際には不可能とまで言われているのです。
また、万一ビットコインを管理しているサーバーが使用不可に陥っても、データを様々なサーバーに分散して管理している為、不正アクセスや悪質な改ざんにより、ビットコインの消滅を防ぐことができるのです。
プルーフ・オブ・ワーク
次にプルーフオブワークシステムについて見ていきましょう。
プルーフオブワークシステムとは、ビットコインの取引を記録する際、システム上で行われる莫大な計算処理技術を指します。
先に紹介したブロックチェーン技術の中に含まれる、ハッシュ値の関門を突破できても次に現れるのが、このシステムです。目の眩むような膨大な計算データが目の前に出現し、それを解かなければならないのです。
理論上ですがこの計算を突破するのはほぼ不可能と言われています。
ハッシュ値×プルーフオブワークシステム、そしてブロックチェーンによって私達に大事なビットコインと取引記録は守られているのです。
まとめ
ビットコインは今や、全世界が注目する仮想通貨に変貌しました。
そして、資産管理、投資の1つとして選ばれており、金やプラチナ、そして金融商品と並ぶ地位を確立しつつあります。
確かに、目に見えない通貨を取引するため、最初は不信感があるかと思います。
ですが、利用できる店舗も拡大中であり、いずれは全世界で活用できる世界共通の通貨になるかもしれません。
そのシステムも、色々な分野で使われようとしています。
もし、一般的に完全に普及した時に、既にあなたが、他の人より少しでも得をしている事ができていれば、幸いです!