ふるさと納税はテレビや雑誌で良く見る!けど、やり方って難しいのでは?そう感じていませんか?
実はふるさと納税のやり方は非常にシンプルで、仕組みややり方を覚えれば実質2,000円で「高級肉」や「高級海産物」といった食品。
そして変り種として、ミシュランに認められたレストランや名門ゴルフ場の優待券なども、ふるさと納税でゲットできます!
そんなふるさと納税を、どこよりも分かりやすく、やり方や仕組み、そして実際にやってみて分かった注意点まで徹底解説します。
また、筆者自ら、ふるさと納税を行った体験記も一緒に記載しますので、最後まで見逃せませんよ。
※「ふるさと納税って何?」と思いましたら、下記URLに詳しく解説したページがありますので、是非見てみましょう
記事内容をチェック!
筆者実践!ふるさと納税の申し込み~納税まで一挙紹介!
ここからは筆者が実際に、ふるさと納税サイト「さとふる」で登録~申込まで行った体験を紹介していきます。
それでは早速見ていきましょう。
登録はたった3分で完了!?さとふるで実際に登録してみた
登録はたった3分で完了!?さとふるで実際に登録してみた
まず「さとふる」のホームページを開き、右上にある「新規会員登録」をクリックしましょう。
すると、画像のようにメールアドレスを求められますので、メールアドレスを入力し「利用規約に同意してメールアドレス確認メールを送信」をクリックしましょう。
送信しますと、登録したメールアドレスに「【さとふる】 会員登録のお願い」のメールが届きますので、記載されているURLをクリック!
クリックすれば「会員情報の入力」ページに飛べますので、下記の項目を入力しましょう。
・さとふるID(初めての設定では「メールアドレス」がIDになります。もし違うIDにしたい場合は「メールアドレス以外をIDに設定する」にチェックを入れ設定しましょう)
・パスワード(8~32文字以内で入力。数字は混在必須です)
・電話番号(携帯電話でもOKです)
項目の入力が終われば「入力内容の確認」をクリックし、問題なければ確定しましょう。
そうすれば上図のように、会員登録完了の画面が出てきます。
登録までかかった時間は約3分程度。
初めての方でも10分以内に登録が完了すると思いますよ。
登録後はマイページで情報入力しましょう
さて、登録した後に「お礼品から探す」の項目へ行く前に、まずはマイページに移動して個人情報を入力しましょう。
理由として、返礼品選択時に「寄付者ご本人の情報」を入力する項目があるからです。
事前にマイページ上で入力しておけば、返礼品を選択するごとに入力する手間がなくなり、1回1回入力する時間を返礼品探しに利用できます。
入力内容は「名前」「住所」といった基本的な個人情報のみですので、早ければこちらも3分以内に完了するでしょう。
ふるさと納税を実践!筆者が選んだ返礼品は?
全ての情報入力が完了しましたので、早速返礼品を選びます。
筆者が選んだ返礼品は…
画像のように「佐賀牛 切り落とし1kg」です!
1kgたっぷり入った佐賀牛切り落としを、実質2,000円で楽しめるのですから、ふるさと納税さまさまです。
それでは、返礼品が決定しましたので早速「カートに入れる」をクリックします。
すると、カートの中に、先ほど筆者が選んだ佐賀牛が入っているのが見えますね?
返礼品に間違いはないので「この地域の寄付手続きへ進む」をクリックします。
次のページは寄付金額に間違いがないか?もう一度チェックするページです。
そして「確認事項」「利用規約」を確認し、チェックを入れて「寄付情報の入力へ進む」をクリックしましょう。
クリックすると「寄付情報の入力」画面に移ります。ここで事前に、マイページ上で個人情報を入力しておけば、画面に反映されます。
配送先・お支払い方法を選択し、問題なければ次に移りましょう。
最後は入力情報の確認画面に移ります。
「返礼品」「配送先」に間違いはないか?「寄付者本人の情報」に間違いはないか?「合計寄付金額」に間違いがないか?確認しましょう。
もし問題なければ「上記注意事項ご同意の上、送信する」をクリックします。
そうすれば、画像のように返礼品を受け付けたことを知らせる画面に変わります。
いかがでしたか?
ふるさと納税は一見すると難しいイメージはありますが、登録~申込までどなたでも簡単に行えます。
早ければ、登録~申込まで10分以内でできてしまうかもしれません。
さて、ここまでは返礼品を申し込むまでの流れを解説しましたが、肝心なのは控除を受けるために行う「確定申告」です。
ですが、次の項目より確定申告をどこよりも分かりやすく解説していきますので、難しく考えなくても大丈夫ですよ!
ちなみに、他のふるさと納税サイトにも、美味しそうな肉があるかもしれないので、探して登録してもいいと思いますよ!
いくつか紹介しておきます。
ふるさと納税の返礼品到着!
そして、ふるさと納税のやり方で申し込んだ返礼品が到着しました!
ふるさと納税のやり方で申し込んだ返礼品が到着しました!到着したのは、申し込んでから約2週間ほどです。
クール宅急便で到着し、業者の方々に大切に配送されたのが分かるほど、箱に凹みや損傷はなく綺麗な状態です。
中身は佐賀県嬉野市の佐賀牛1kgが、上図のようにたっぷり詰まっています!もちろん、包装に破れや損傷もありませんでした。
写真は冷凍状態ですが、解凍すると肉の赤身とサシ具合がちょうど良く、ふるさと納税の写真通りの状態です。
私とした事が、料理した時の写真を取り忘れてしまったのですが、適度なサシ加減と赤身のバランスが良い佐賀牛を、すき焼き・肉じゃが・牛丼…などなど、1kgありますので、様々な肉料理を家族で存分に楽しみました!
結果、届いてから4日間で全てなくなりましたが、実質2,000円で贅沢なお肉を思う存分堪能できました。
読んでいるあなたも、肉に限らず実質2,000円でふるさと納税の返礼品を楽しんでみてはいかがでしょうか?
ふるさと納税の確定申告は簡単|やり方&必要アイテム紹介
ふるさと納税の確定申告の必要アイテムとは?
ふるさと納税を実質2,000円で行うためにも、必ず確定申告を行わなければいけません。
会社で働く方々は、年末に「年末調整」が入るため確定申告をされた方が少ないと思います。
「難しいのでは?」と感じると思いますが、流れを覚えてしまえば簡単です。
それではまず、用意する書類から紹介していきましょう。
必要書類は下記の6点です。
・源泉徴収票
・寄付金受領証明書(返礼品が届いた際、一緒に付属します)
・マイナンバー(配偶者控除・扶養家族がいる場合は家族分のマイナンバーが必要。もしない場合は住民票の写しなど、マイナンバーが証明できるものが必要)
・本人確認書類(免許証やパスポートなど)
・控除金受け取り用の口座番号
・印鑑
これらは必ず用意しなければならない書類、そしてアイテムですので忘れずに用意しましょう。
ふるさと納税のやり方は?申し込み方法は?
必要な書類やアイテムが揃いましたら、いよいよ確定申告です。
確定申告は主に、2種類から選べます。
・「e-tax」と呼ばれる国税庁ホームページにある確定申告のページで行う
直接税務署に足を運び行うメリットは、出張している税理士や係員の方々に手取り足取り確定申告を教えてもらえることです。
とはいえ、会社員であれば1から10まで確定申告を行わずとも良いので、おすすめは「e-tax」です。
税務署に足を運ばなくとも、自宅で確定申告ができてしまう優れもの。
その上、申込方法も非常に簡単であり、以下に紹介する動画を見ればあなたも、簡単に確定申告ができますよ。
ただし、最後に印刷した確定申告書に捺印を忘れずに行いましょう。
そして
・寄付金受領証明書
・本人確認書類の写し
・源泉徴収票の原本
の送付を忘れずに!さもないと、控除されませんので注意しましょう。
もし、寄附金受領証明書を無くした場合、申込んだ自治体に問い合わせましょう。
自治体によっては再発行が可能ですので、無くしたと気づいた時点で早めに問い合わせすることをおすすめします。
確定申告不要?ふるさと納税のワンストップ特例制度の仕組み&やり方徹底解説
確定申告不要のワンストップ特例制度とは?
実は、ふるさと納税では確定申告を行わないですむ「ワンストップ制度」と言う制度が設けられています。
この制度は下記に該当しない方が対象の制度です。
・年収2,000万円以上の方など、確定申告をする必要がない方
・1年間の寄付先が5自治体を超えている方
※例え、1自治体に3件行っても「3自治体」とカウントされます
この制度を活用することで、面倒な確定申告を行わなくても、控除を受けられる非常にありがたい制度です。
ただし、控除額は全て翌年の「住民税」より控除されますので覚えておきましょう。
ワンストップ特例制度のやり方は?必要なアイテムは?
「確かに確定申告をしなくてすむのはありがたいけど、申請方法が難しいのでは?」
と言う心配は一切不要です。
理由として、用意する書類も少なく誰でも簡単に申請できるからです。
まず用意するのは、下記に紹介する2種類の書類です。
・マイナンバーの表裏の写し
※マイナンバーがない場合、住民票の写しと身分証のコピーが必要です
必要書類は、上記2種類のみです。
「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」は、ふるさと納税申込時に一緒に送付させることもできますが、今では各ふるさと納税サイトで印刷できます。
(さとふる・ふるさとチョイスなど、大手ふるさと納税サイトでは既に用意されています)
必要書類が用意できましたら、これより紹介する順番通りに申込を行いましょう。
①寄附金税額控除に係る申告特例申請書・マイナンバーの表裏の写しを用意する
②寄附金税額控除に係る申告特例申請書を記入しましょう。下図のように記入すればOKです
③書類作成が全て完了しましたら「寄付した自治体」に送付しましょう
これだけで、ワンストップ制度の申込みが完了するのです。
こんなにも簡単に申し込めますので、ワンストップ特例制度対象者は、確定申告よりもこちらをおすすめします。
※ただし、下記の注意点を守りましょう。
・申請書の送付は期限があります。例えば2017年の場合、2018年1月10日必着です
実践したからこそ分かる!ふるさと納税で気を付けたいやり方&注意点とは?
ふるさと納税は申込者が確定申告をしましょう
ふるさと納税の確定申告時、気を付けたいポイントは「申込者」が確定申告することです。
例えば、あなたの奥さんがふるさと納税を利用し、確定申告はあなたが行ったとしましょう。
こうなると、申込者と確定申告した人物が別になるため、控除を受けられません。
そのため、ふるさと納税の「申込者=確定申告者」でなければいけないのです。
もし、なんらかの事情で申込者と確定申告が違う場合は、申し込みした自治体に直接相談しましょう。
ふるさと納税のクレジットカード払いも申込者が行いましょう
ふるさと納税を、クレジットカードで決済しようとしているそこのあなた!
クレジットカードの名義も必ず、申込者でなければいけません。
もし、異なると自治体によってはキャンセルとなり、ふるさと納税の返礼品や控除を受けられないこともあります。
これは、各ふるさと納税サイトでも掲載されていますので、クレジットカードの名義は必ず申込者にしましょう。
※下記にクレジットカード払いについて書かれたページのURLを記載します。
ふるさと納税は早めの行動が大切|寄付金受領証明書が遅れることも?
ふるさと納税で、あなたに心がけて欲しいことは、早めの行動をとることです。
理由として返礼品と「寄付金受領証明書」が確定申告のギリギリに送られてくる可能性があるからです。
寄付金受領証明書は、配送業者の遅延、または何らかのトラブルがない限り確定申告前には届きます。
ただし申込みが遅れると、確定申告シーズンに返礼品と一緒に送られ、慌てて確定申告をしなければなりません。
慌てるとろくなことがありませんし、何より「いつになったら届くのだろう?」と不安でいっぱいになります。
ですので、ふるさと納税をする時はなるべく早めの行動をとりましょう。
ふるさと納税は早い者勝ち!人気アイテムは在庫切れになることも…
ふるさと納税でいただける返礼品は、数に限りがあります。
ふるさと納税サイトでは、詳細な個数を掲載していませんが、各自治体、予定の個数に達すると「在庫切れ」または「申込終了」になります。
人気の返礼品ですと、年末になる前に終了してまうことも!
当の私も、狙っていた返礼品があったにも関わらず、迷っている内に在庫切れになった苦い経験があります…。
そのため、人気の返礼品や狙っている返礼品がありましたら、迷わずふるさと納税を行いましょう。
確定申告時に寄付金控除申告を忘れた!5年以内に申し込みましょう
もしあなたが、確定申告時に寄付金控除申告を忘れても慌ててはいけません。
実は、確定申告書の提出期限から5年以内であれば更生の請求を行うことができます。
確定申告は原則として、例えば2016年分の確定申告を翌年の3月15日までに行わなければいけません。
万一、この期限を過ぎてから「寄付金控除申告を忘れた!」と言っても「還付申告」を行うことで2017年1月1日から5年間請求が行えるのです。
ただし、100%請求できるとは限りませんので、必ず確定申告時に寄付金控除申告も一緒に行いましょう。
キャンセル不可能!申し込みは細心の注意を払いましょう
ネット通販であれば、間違った商品を購入・注文した際、期限内であれば後で「キャンセル」ができます。
しかし、ふるさと納税は納税先を決めて確定すると、それ以降キャンセルはできません。
どうしてもキャンセルしたい!と思いましたら、ふるさと納税サイトではなく、納税した「自治体」に直接問い合わせましょう。
まとめ
ふるさと納税は、登録~申込までのやり方は、どなたでも簡単に行えます。
にもかかわらず、実質2,000円で高級肉や高級魚介類などの食品、そして高級レストランや高級ホテルなどの優待券までいただけてしまうのです。
こんなにお得なふるさと納税を行わないのは非常にもったいない!
ふるさと納税は、翌年の確定申告まででしたら間に合いますので、興味があれば是非、行ってみましょう。