突然ですが、あなたはリボ払いについてどんな印象がありますか?
人によって意見は違うと思いますが、多くはマイナスイメージをお持ちでは?
支払は一定だけど手数料は取られる、支払が長期化して借金地獄に落ちる…などなど怖いイメージがあることでしょう。
確かにマイナスイメージはあると思いますが、実は使い方1つであんなメリット、こんなメリット…などなど、リボ払いの恩恵を受けられますよ!
「そんな使い方があるの?」
と思ったそこのあなた!今回の記事を読めば、リボ払いのシステムやデメリットを理解しつつ、上手な使い方を覚えられますよ!
あなたも、私と同じようにリボ払いの特典を大いに活用していきましょう。
記事内容をチェック!
危険?安全?リボ払い&支払設定徹底解説
定額でお買物!リボ払いのシステムを解説!
リボ払いとは、クレジットカードの決済方法の1つです。
普通に一括払いすると、翌月に全てを支払いますが、リボ払いは違います。事前に定めた返済金額をもとに、毎月一定の金額+手数料を支払っていきます。
毎月の支払が一定のため、支払う本人の負担も少なく、手軽に利用できると共に、短期間で支払が完了するなら返済計画も立てやすい特徴を持っています。
リボ払いは1つじゃない!代表的な2つの支払設定紹介
クレジットカード会社では、様々なリボ払いの方法を展開しています。そこで今回は、代表的なリボ払いの設定「定額方式」「残高スライド方式」について紹介します。
●定額方式
・支払残高に関係なく常に、毎月一定の金額を返済する方法です
・例えば、事前に毎月支払う金額を5,000円・1万円…などのように設定すると、支払残高が50万円・100万円と増えても支払金額は変わらず返済します
・一定金額支払うため毎月の負担は軽くなります
・しかし、支払期間が長くなるデメリットを持ちます
●残高スライド方式
・カード会社があらかじめ設定している、支払残高の金額によって毎月の支払金額を増減させる方法です
・例えば、支払残高10万円未満は毎月5,000円、支払残高10~20万円は毎月1万円…などのように支払金額が変更されます
・定額方式よりも毎月、支払う金額が高くなります。しかし多く支払うため返済の長期化を防げることができます。
このように、リボ払いといっても様々な種類があります。
もしあなたが、リボ払いを利用しようと考えているなら、まずは支払設定を確認しましょう。
クレジットカードの底なし沼!?リボ払いに潜む危険やデメリット紹介
リボ払いの手数料がえげつない?!減らない手数料が厄介者
リボ払い最大のデメリットと言えるのが「手数料」です!
システムのところで解説した通り、リボ払いは「定額料金+手数料」を支払っていく決済方法です。しかし、この手数料が厄介者。
例えばですが、下記の条件でリボ払いを利用したとしましょう。
・クレジットカード会社:JCB
・利用日時:2017年7月1日
・利用金額:30万円
・金利手数料:15.00%(JCBリボ払いの基本手数料)
・月々の支払金額:5,000円
30万円を月々5,000円で返済するため、返済回数は60回ですし、金利手数料がなければ、5,000円ずつ支払えば良いので負担に思いません。
ですが…
金利手数料:113,876円!
返済合計金額:413,876円!
なんと11万円以上、余計に支払わなければいけません。
こうしてみると「手数料が高い!」と感じますが、実際に使っていると定額で返済しているため、高額な手数料を支払っている意識がありません。
意識がない内に再び、リボ払いを利用するためついには、多額の手数料を支払い続ける人生を送るのです。
返済の長期化があなたのプランを狂わせる
次に厄介なデメリットが、返済の長期化です。
リボ払いは一括払いのように、翌月で支払いを終了させるのではなく何ヶ月、時には数年間支払い続けなければいけません。
その間、返済金額に加えて手数料を支払い続けなければならず、お金が湯水のごとく、なくなる危険もあるのです。
また、現在では5,000円~1万円といった手軽に利用できるリボ払いも増えているため、どうしても返済の長期化が発生しやすいのが現状です。
すると、お金を貯金したい、または本当に欲しいものを購入したいと思った時に購入できない。または、今後の生活を考慮しマネープランを計画しても、リボ払いが足かせになり、実行できないデメリットも出現。
結果、あなたが考えるプランを、ことごとく粉砕し、リボ払いの返済だけの人生へと進ませてしまうのです。
金銭感覚がマヒする?固定の支出が命取り!
リボ払いは、手軽に利用できるだけでなく、一定の金額のみ支払えば良いので家賃や公共料金と同様「固定費」に感じやすい支払方法です。しかし、これが大きな落とし穴です!
毎月、どれだけ購入しようと支払金額は、自分が定めた返済金額しか発生しません。そうなると、いくらでもリボ払いしようと「〇,〇〇〇円のみ」という感覚に陥り、リボ払いを多用。
そして一緒に、浪費癖がついてしまい金銭感覚がマヒ。余計にリボ払いを利用していきます。
こうしてリボ払いを多用する負のスパイラルに突入し結果、自分の収入以上のリボ払いを行ってしまい蓋を開けてみると、定額の陰に隠れた膨大な手数料が襲い掛かり、返済地獄へ招待するのです。
リボ払いの負の遺産?生活レベルを落とせない!
リボ払いの膨大な手数料、そしてこれまで使ってきた返済額を見ると多くの方が、
「リボ払いを止めよう!」
と初めは思います。ですが初めだけで結局、もとのリボ払い生活に戻ってしまうのです。
その理由として、生活のグレードを落としたくない!浪費癖が治らないといった、リボ払いの負の遺産があるからです。
今までリボ払いがあれば、どんどん商品が購入できますし、なにより人によってショッピングでストレス解消になっていたかもしれません。
しかし、リボ払いを止めると今まで購入できていたものが購入できず、一気に生活レベルがダウンします。それに購入できないストレスが蓄積!
そうなると、我慢できずに封印していたクレジットカードを持ち出し、再びリボ払いへ走るのです。
リボ払いは金利手数料や返済の長期化だけでなく、利用者に負の遺産を残します。完全に止めようと思ったら、解約、または処分するほうが良いでしょう。
見て納得!リボ払いシミュレーションでわかる危険な訳
少額でも鬼のような手数料?!クレジットカードのリボ払い20万円の場合
ここからは、クレジットカードのリボ払いでどれほど、手数料が発生するのか?シミュレーションしていきたいと思います。
今回、下記に紹介する条件をもとに、計算していきます。
●条件
・クレジットカード会社:JCB
・利用日時:2017年7月1日
・利用金額:20万円
・金利手数料:15.00%(JCBリボ払いの基本手数料)
・月々の支払金額:1万円
・支払条件:定額コース
※金利手数料:25,895円
※支払合計金額:225,895円
上記のように、20万円を1万円の定額コースで支払うため、20回で返済が完了します。
こうしてみると、月々1万円程度の返済のため楽に見えますが、その裏では手数料25,895円をしっかり徴収されています。
返済金額の約3倍の手数料を安く見るか、高く見るかはあなた次第です。
返済が終わらない!クレジットカードのリボ払い50万円の場合
「引っ越しのために家具・家電を一式そろえたい!」
「ブランドバッグや時計が欲しいな…」
などなど、このような状況では、簡単に50万円が消えてしまうかもしれません。確かに50万円を一括払いや2回に分割して支払うのは厳しいため、リボ払いのように一定金額で支払えるのは魅力的です。
では、どのぐらい手数料がかかるのか?こちらもシミュレーションしてみましたので、一緒に見ていきましょう。
●条件
・クレジットカード会社:JCB
・利用日時:2017年7月1日
・利用金額:50万円
・金利手数料:15.00%(JCBリボ払いの基本手数料)
・月々の支払金額:1万円
・支払条件:定額コース
※金利手数料:158,546円
※支払合計金額:658,546円
見て分かる通り…50万円がなんと!手数料158,546円を加えて
658,546円になりました!
20万円のリボ払いとは違い、数十万円単位の金利手数料が発生し約16回分、徴収されているのがわかります。
しかし、これだけ大量の手数料が発生しているにもかかわらず、定額で返済しているため借金の意識が少ないのです。そのため、デメリットでも紹介したように、次々とリボ払いを行い結果、多重債務に陥る危険性が出てきます。
ようこそ借金地獄へ!クレジットカードのリボ払い100万円の場合
最後は、もしクレジットカードのリボ払いで100万円を利用した場合、金利手数料がとられるのか?また、総額でどのぐらい支払わなければならないのかをシュミレーションしていきましょう。
●条件
・クレジットカード会社:JCB
・利用日時:2017年7月1日
・利用金額:100万円
・金利手数料:15.00%(JCBリボ払いの基本手数料)
・月々の支払金額:1万円
・支払条件:定額コース
※金利手数料:629,809円
※支払合計金額:1,629,809円
100万円を1万円の定額コースでリボ払いするため合計100回。期間にすると約9年間支払い続けます。
すると、リボ払いの金利手数料がどんどん膨れ上がり、初めの手数料を見て分かるように月々の返済額以上、とられているのがわかります。
そしてなんと、支払が完了している頃には、60万円以上の手数料が発生し、返済金額100万円のはずが約160万円になりました。
ちなみに、月々の支払金額を5,000円にすると下記のようになります。
※金利手数料:1,255,188円
※支払合計金額:2,255,188円
これでは、リボ払いに利用した金額以上に金利手数料が取られてしまいます。ここまでくると、借金地獄に片足を入れたようなものです。
あなたも、リボ払いが定額で返済できるからといって考えもなしに利用すると、借金地獄に陥るため注意しましょう。
覚えていないと大損!リボ払いと分割払いの違いを解説
似ているようで似ていない?分割払いのシステムを解説
リボ払いと似ている決済方法として、分割払いが挙げられます。
分割払いは、リボ払いと同じく金利手数料はかかりますが、返済回数を自分で決めて返済する決済方法です。回数はカード会社によって異なりますが、2~24回まで分割して支払うこともできます。
(分割払いの2回払いのみ金利手数料がかかりません。)
リボ払いのように一定の金額を支払わず、回数に分けて返済するため、リボ払い以上の返済額を毎月、支払うデメリットはあります。しかし、返済回数が決まっているため、返済のめどが立ちやすく何より、自分が借金をしているという危機感を持てるのです。
まとめると…
リボ払い:自分で返済金額を設定して返済する
分割払い:自分で返済回数を設定して返済する
もちろん、分割払いの回数が増えるごとに金利手数料がアップするため、利用するならなるべく回数を抑えて利用したいところです。
どっちがお得?リボ払い&分割払い20万円シミュレーション!
リボ払いと分割払いの違いがわかったところで、実際に利用するとどっちが金利手数料の面でお得なのかを紹介します。
今回、どちらの金額も20万円。そして返済回数が同じになるよう、リボ払いは2万円ずつ返済、分割払いは10回払いにて計算しました。
それでは早速、シミュレーションを見ていきましょう。
●リボ払い
・クレジットカード会社:JCB
・利用日時:2017年7月1日
・利用金額:20万円
・金利手数料:15.00%(JCBリボ払いの基本手数料)
・月々の支払金額:2万円
・支払条件:定額コース
※金利手数料:13,400円
※支払合計金額:213,400円
●分割払い
・クレジットカード会社:JCB
・利用日時:2017年7月1日
・利用金額:20万円
・金利手数料:7.00%(JCB分割払い「10回」の基本手数料)
※金利手数料:6,097円
※支払合計金額:206,097円
両者共に金利手数料が発生するものの、分割払いの方が安く抑えられているのがわかりますね。同じ返済回数でも、このように差が出るため安易にリボ払いを選択してはいけませんよ。
リボ払いと分割払いはどっちがおすすめ?
リボ払い・分割払い、どちらも経験や知識がないならおすすめできません。
確かに分割払いは、金利手数料が低いものの、リボ払いと同じように返済額以上のお金を請求されます。
しかし仕事や生活上、どうしても購入しなければならない!といった場面なら分割払いを優先しましょう。
金利手数料の他に、返済回数や返済金額もすぐわかるため、返済計画が立てやすいです。それに、借金をしている危機感も持てるため、余計な買物や借金を抑制する効果も期待できます。
もし、リボ払いの知識がない場合は分割払いを優先して利用しましょう。
リボ払いとさよなら!解約方法&一括返済の方法を紹介
リボ払いのシステムを解約したい!解約方法は?
「これ以上、リボ払いを利用すると無駄づかいする…。だからリボ払い自体を解約したいけどどうすれば良いの?」
リボ払いを解約したいと思ったら、方法として「会員WEBサービスから解約」または「サポートセンターから解約」の2つが挙げられます。
例えばJCBカードの「支払い名人」と呼ばれるリボ払いサービス。これを解約する際「MyJCBサービスメニュー」のページに移動し、支払い名人の登録・解除の項目を選択しましょう。
あとは、記載されている項目に問題なければ解除して終了です。
しかし、全てのカード会社がWEBサービスで完了するとは限りません。
オリコカードのリボ払いサービス「マイ月リボ」の場合、必ずオリコカードセンターに問い合わせを行い解除しなければいけません。
また、解除してすぐリボ払いが解除されるわけではなく、カード会社によって日にちによって翌月、翌々月に解除されることもあります。
(ちなみに、オリコカードは毎月1~8日までに解除の連絡を行えば翌月より、リボ払いサービスが解除されます。9日~ですと翌々月になります)
リボ払いを解約する際は、まずはクレジットカード会社のホームページを確認し、どの方法で解約するかをチェックしましょう。
リボ払いの恐怖から逃れるには?追加払い&一括返済で解決
リボ払いシュミレーションで紹介したように、リボ払いの返済期間が長引くと、返済回数も増えますしなにより、金利手数料をたっぷり徴収されます。リボ払いをした場合は、できるだけ早めの返済をおすすめします。
そのためには、追加払い、または一括返済してリボ払いを終了させましょう。
もし、どちらの方法を選択するにしても、必ずクレジットカード会社のサポートセンターに問い合わせしましょう。
問い合わせると、スタッフの方が追加払い・一括返済の方法を丁寧に説明してくれます。
また、返済するお金をどこに振り込めばよいのかも紹介しますので、聞きもらさずメモをしましょう。
あとは、紹介された振込先と振込期限を守り、返済するお金を入金すれば完了です。後日、あなたの手元に送られるリボ払いの明細書を確認し、追加払いできているか、また完済しているかを確認しましょう。
カードローンで全て解決?!一括返済するのに便利なカードローン
リボ払いを一括返済する方法として「カードローン」を利用して返済する方法があります。
「なんでリボ払いしているのに、また借金をしなければいけないの?」
という意見があると思いますが、実は、カードローンを利用した方がお得になることもあるのです。
例えば下記を見てみましょう。
●リボ払いの金利
・三井住友VISAカード:実質年率15%
・JCBカード:実質年率15%
・オリコカード:実質年率15%
このように、リボ払いの実質年率は15%のところがほとんどです。
●カードローンの金利(銀行系)
・みずほ銀行カードローン:実質年率2%~14%
・三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック:1.8%~14.6%
・三井住友銀行カードローン:実質年率4%~14.5%
・オリックス銀行カードローン:実質年率1.7%~17.8%
リボ払いの金利、カードローンの金利を見ると、金利手数料の差は歴然です。借りる金額によって金利手数料は異なるものの、リボ払いの金利手数料に達していないのがわかりますね?
そのため、リボ払いからカードローンに乗り換え、一括返済することで、金利手数料を抑えられるということです。
リボ払いが危険は大間違い!?危険に潜むメリットとは?
まさに宝の山!特典満載の入会キャンペーンが待っています
リボ払いは確かに、使い方を間違えると長期間の返済、または多額の金利手数料を支払うため使わない方が良いように見えますよね?
ですが、リボ払いの正しい知識をつけると共に、使い方1つで他の支払い方法よりもお得な支払い方法になります。
特に見逃せないのが、リボ払いの豊富なキャンペーンです。
入会特典や利用特典を、各社充実させており、中には数十万円のキャッシュバックまで実施しているカード会社まであります。例えば下記のキャンペーンが挙げられます。
入会&利用で6,000円相当のポイントをプレゼント
入会キャンペーンとして、3ヶ月以内に合計10万円以上利用すると、7,000円分の三菱UFJニコスギフトカードプレゼント
・2017年4月1日(土)~9月30日(土)期間中、マイ・ペイすリボを登録&期間中に1万円以上利用すれば2,000円分のVJAギフトカードプレゼント。
※また、1万円以上利用することで、1万円=1口として抽選会に参加可能。最高で10万円のキャッシュバックを受けられる
この他にも各社、お客様を獲得しようと魅力的なキャンペーンを展開しています。十分な知識と使い方さえ覚えれば、まさに宝の山といえるほど豊富なキャンペーンが転がっているのです。
使い方1つで特典を受けられる!実は使えるリボ払い
もう1つ見逃せないメリットが、利用することで多くの特典を受けられることです。
例えば、三井住友VISAカードを見ていきましょう。こちらのクレジットカードには「マイ・ペイすリボ」というリボ払いのシステムがあります。
もし、利用すると下記の特典を受けられます。
・リボ払いで金利手数料が発生した場合、翌月加算されるポイントが2倍になる
・マイ・ペイすリボ登録で年会費が無料、または半額にできる
一般のクレジットカードに含まれるリボ払いでも、特典が充実しています。
しかし!リボ払い専用クレジットカードは更なる特典を用意しています。
年会費無料で常に、1,000円=2ポイントになるため、JCBカードよりも2倍のポイント還元を受けられる
年会費無料&ポイント還元が一般の三井住友VISAよりも3倍になる
ポイント還元率が3倍にアップし、なおかつ年会費が無料
後ほど、リボ払い専用のクレジットカードの項目で詳しく解説しますが、普段利用するクレジットカードよりも魅力的なのは一目瞭然です。
高額な手数料を支払うことなく、これらの特典をちゃっかり受けましょう。これぞ、お得に利用するリボマスターです。
これであなたもリボマスター!上手な使い方で特典ゲット!
実質一回払い!リボ払いの毎月返済額を限度額に設定しましょう
リボ払いの特典を受けるためには「リボ払いサービスへの登録」または「リボ払いの利用」「手数料を発生させる」この3種類のどれかを突破しなければいけません。ここでは、リボ払いサービスへの登録で特典を受ける方法を紹介していきます。
一例として三井住友VISAカードの「マイ・ペイすリボ」の「年会費無料または半額」の特典を受けようとしましょう。
年会費の特典を受けるためには、リボ払いサービスへの入会が必要です。しかし、入会したままの状態で放置すると、最低支払金額が「3万円」の状態ですので、3万円を超えると勝手にリボ払いになります。
それを避けるためには、最低支払金額をクレジットカードの「利用限度額」にしましょう。
例えば20万円・50万円…のように限度額に設定すると、クレジットカード利用金額の合計が限度額を超えない限りリボ払いは発生しません。つまり、リボ払いを利用しつつ手数料なしで年会費の特典を受けられるのです。
もし、三井住友VISAカードのように入会や登録だけで、特典を受けられる場合はこの方法を活用しましょう。
手数料を抑えてリボ払いのキャンペーンを狙う!究極の方法とは?
とはいえ、全てのクレジットカードのリボ払いが入会や登録だけで、特典を受けられるほど甘くはありません。
2つ目のポイント「リボ払いの利用」そして「手数料の発生」をクリアしなければ、特典を受けられないリボ払いもあるのです。
しかし、ある方法を覚えれば、この難関を簡単に突破できます。その方法とは、リボ払いの支払が確定する前に「全額返済」を行う方法です。
では分かりやすく、エポスカードを例に紹介していきましょう。
●エポスカード(27日締日)
①:エポスカードで6月28日~7月27日、20万円をリボ払いで支払った。
②:27日締日の5日前に、20万円を指定の返済口座に振り込み全額完済させた。
③:すると、27日締日には20万円のリボ払いがないため、金利手数料は発生しません。
④:また、リボ払いを利用しているためエポスカードの特典を受けられます。
※エポスカードは、リボ払いの利用で200円=2ポイントにアップします
以上のように、事前に全額返済することでリボ払いの高額な手数料を発生させず、美味しく特典だけいただけるのです。
これの使い方を覚えておくと、リボ払いの利用かつ、手数料を発生させ特典を受けられる方法にも利用できます。
こちらは三井住友VISAカードを例に説明していきましょう。
●三井住友VISAカード(26日締日)
①:三井住友VISAカードでは、ポイント2倍のためにリボ払いの利用と金利手数料を発生させなければいけません。②:例えば6月27日~7月26日に利用したのが30万円としましょう。
③:7月26日になる5日前に29万9,000円を返済し、わざと1,000円残します。
④:すると、翌月の請求時、1,000円の金利手数料のみ支払えば終了です。
※全額返済するとポイントアップになりません。しかし1円でも手数料が発生すればポイントアップします。
これだけで、三井住友VISAカードのポイントアップ特典を受けられるのです。
本来であれば、30万円の0.5%のため1,500ポイントですが、2倍の3,000ポイントにアップ!
キャッシュバックにすると4,500円が9,000円にアップしたことになります。
(1ポイント=3円で計算しています)
金利手数料も1,000円ですので1ヶ月12~13円発生するだけであり、少しの手間でこのようにお得に利用できるのです。
もちろん、他のクレジットカードのリボ払い、またはリボ払い専用のクレジットカードでも応用できるため、これを覚えてリボ払いマスターになりましょう。
リボマスター必見!リボ払い専用クレジットカード紹介
エブリプラス
・年会費無料
・ポイント還元率が3倍(1,000円=3ポイント)
・利用実績に応じてキャッシングリボの金利を17.0%~13.0%まで下げられる
DCカード Jizile
・年会費無料
・ポイント還元率が3倍(1,000円=3ポイント)
・海外旅行保険最高1,000万円&海外アシスタントサービス付属
アコムマスターカード
・年会費無料
・最短で即日発行可能
・消費者金融系クレジットカードながら世界でも利用できる
・アコム店頭窓口や専用ATM以外にも、インターネット・コンビニATMなど幅広く返済できる
オリコカード UPty(アプティ)
・年会費1,250円+税ですが、1年に1回利用すると無料
・ポイント還元率が2倍(1,000円=2ポイント)
・自動付帯で最高2,000万円の海外旅行傷害保険を利用できる
JCB EIT
・年会費無料
・ポイント還元率が2倍(1,000円=2ポイント)
・Oki Doki ランドで還元率が最大20倍にアップ
・自動付帯で最高2,000万円の海外旅行傷害保険を利用できる
・合計6種類のオシャレなデザインから選択できる
セディナカードJiyu!da!
・年会費無料
・※1 加盟店で利用するとポイント還元率が3~5倍にアップ
・ポイントアップモールで最大21倍にアップ
・自動付帯で最高1,000万円の海外旅行傷害保険を利用できる
※1:セブン&イトーヨーカドー、イオンやダイエーは3倍。マルエツでは5倍にアップ。
P-one Wiz
・年会費無料
・1,000円=1ポイント&自動1%OFF特典
・ポケットモールで10倍以上のポイント還元率を受けられる
・年会費700円で「カーライフホッとライン」に加入可能。加入すると軽作業やレッカー移動などの特典を受けられる
・ポケットカードトラベルセンターを利用すると、最大8%割引で申し込める
ファミマTカード
・年会費無料
・カード提示で200円=1ポイント、利用すると200円=1ポイント貯まる。
・ファミリーマートで火・土曜日に利用すると、最大5倍にポイントアップ
・ファミリーマートの「ショーカード商品」をお得に購入できる
・1ヶ月間の利用金額で決まる「ファミランク制度」で、ポイントが最大3倍にアップ
FreeBO!(フリーボ!)
・年会費無料
・永久不滅ポイントが1,000円=2ポイントにアップ
・永久不滅.comを利用すると最大、30倍のポイント還元を受けられる
リボ払いQ&Aコーナー
一括払いからリボ払いに変更できる?分割払いからは?
カード会社によって異なりますが、多くのクレジットカードで一括払いからリボ払いへ変更できます。ただし、分割払いからリボ払いへの変更はできないため注意しましょう。
リボ払いを一括返済できない!月々の返済額を増やすのはできる?
臨時収入が入っても、リボ払いを一括返済できるお金はない…。
そんな時は、月々の支払に増額し、返済額を多く支払うことができます。ですが増額する場合、重複となりますが一度、サポートセンターに問い合わせしましょう。
リボ払い中に新たなリボ払いすることは可能?
クレジットカードの限度額内であれば、リボ払い中でもさらにリボ払いを追加できます。
しかし、カード会社によって「リボ払い限度額」が別に設定されていることがあります。もし、リボ払い限度額が設定されている場合は、クレジットカード本体の限度額と異なりますので注意しましょう。
総量規制とは?なぜ銀行カードローンは総量規制の対象外?
カードローンへの乗り換えについて調べているとでてくる「総量規制」。
総量規制とは、個人への貸し付けを原則「年収等の3分の1」までに制限する仕組みを指します。これはキャッシングやカードローン、そしてリボ払いも全て含まれます。
例えば年収300万円の方が、キャッシングやリボ払いを利用する際、原則100万円までが借りれる金額です。
そして賃金業者は、50万円の貸し付けをする、または数社の消費者金融から合計100万円借りている場合は、必ず借りる本人から「収入証明書」の提出を求めます。
もし100万円以上を賃金業者の方が貸付する、ある一定の金額を超えた場合に収入証明書を提示させませんと、行政処分の対象になるのです。
一方、銀行は総量規制の対象になりません。
理由として、銀行は賃金業法ではなく「銀行法」だからです。総量規制の縛りを受けないため、リボ払いをしていても年収・収入証明書といったルールに引っかかりません。
そのため、消費者金融系のカードローンよりも銀行系カードローンの方が借りやすいのです。
まとめ
いかがでしたか?
リボ払いは一見すると、デメリットだらけで使うのを避けたいと思うでしょう。
しかし、リボ払いの仕組みや使い方を覚えれば、カード会社が展開するキャンペーンや特典を大いに活用できます。
あなたがもし、リボ払い、またはリボ払い専用カードを検討しているなら、これまでに紹介した使い方や裏技を覚え、効率よく利用しましょう。